2008-04-19 16:18:46Puck and Lillian
モー娘。 高橋愛 interview
10年の重みを忘れず、元気な歌をアジアへ
=「モーニング娘。」リーダー・高橋愛=(2007年11月掲載)
元をたどれば、テレビ番組のオーディションに落選した5人で結成、
今や日本を代表する女性アイドルグループに成長した「モーニング娘。」は、今年で活動10周年を迎えた。
高橋愛はメンバー入り6年で6代目のリーダー。
自分より若い8人を率いている。
1999年に発売された初のミリオンセラー「LOVEマシーン」など、
シングル全曲を収録してこのほど完成したベストアルバム「ALL SINGLES COMPLETE ~ 10th ANNIVERSARY~」は、日本以外に韓国、台湾でもほぼ同時にリリース。
海外でのプロモーション活動に飛び立つ前日、
お気に入りのアイスココアを飲みながら、
「モーニング娘。」にかける思いを語った。
-ベストアルバムの初期のヒット曲は当時のメンバーが歌っているが、
今の「モー娘。」としてどのようなアルバムを目指したか。
ジャケットで、「LOVEマシーン」当時の衣装やポーズを、
私たち新生「モーニング娘。」が再現しました。
何期生で入ったかによって、参加している人や曲の数も全く違いますが、
これまでの10年間があるからこそ、今の「モーニング娘。」があります。先輩の蓄積を引き継いでいることは、忘れないでいきたいと思います。
-「モーニング娘。」の精神を引き継ぐために心がけていることは。
「LOVEマシーン」当時のメンバーはいないので、
動きは変えないようにしようねって話し合ったことがあります。
振り付けはだんだん難しくなっています。
私が入ったころに比べると、今のダンスはすごく難しいです。
私自身、最初はテレビで見て真似できるところしか覚えていなかったので「こんなに踊るんだ」って驚きました。
自分が入る前のシングル12曲、アルバムの曲もいっぱい覚えるので、
最初は相当悩みました。
後から「モーニング娘。」に入った子は本当に大変です。
自分が分かっているところを教えてあげたり、
逆に音楽や振り付けの先生に注意されて合わせたりしています。
-11月21日には35枚目のシングル「みかん」が発売?
きょうは「みかん」のジャケット撮影用の衣装を着てきました。
「モーニング娘。」らしい、歌っている自分たちも勇気づけられる曲になりました。
ファンの皆さんにもこの曲を聴いて元気になってほしいですね。
振り付けや、サビも覚えやすいと思うので、
ぜひ踊りながら歌ってください。
-メンバー入りしたいと思ったのはいつごろ?
中学生になってからです。学校の放送係の人の趣味で、
給食の時間になると校内放送で「モーニング娘。」の曲がよく流れました。「LOVEマシーン」や、「ミニモニ。」の曲もありましたね。
そのころからオーディションを受けたいと思っていましたが、
テレビが東京よりも何週間か遅れての放送だったんです。
5期メンバー募集のとき、
地元のテレビ局に電話したら「締め切り、明日ですよ」って言われて、
すぐ申し込みに走りました。
オーディションに受かった瞬間は信じられない気持ちでした。
-現在の「モーニング娘。」は中学生の光井愛佳さん、
中国出身のジュンジュンさん、リンリンさんら個性的なメンバーがそろっているが、リーダーとしてグループをまとめていく苦労もあるのでは。
ジュンジュンとリンリンが入ってきたとき、
最初は言葉の壁もあるからどうなるんだろうって思いましたが、
いざ一緒に活動を始めると不安は吹き飛びました。
2人とも日本語が上手で、一生懸命に話しかけてくるし、
分からないことは分かるまで聞いてくれるし。
そこは「モーニング娘。」らしいと思います。
-歴代のリーダーには、厳しくしかる人もいたと聞くが、実際のところは?
私が入ったときのリーダー、飯田圭織さんは怖かったです。
でも今にして思えば、それがすごく有り難かった。
怒ってくれたから、気づいたこともたくさんあるし、
見習わなければと思います。私も怖くならなきゃって(笑)。
私、言葉で何か伝えるっていうのが下手で、
何て言ったらいいんだろうなって、すごく迷います。
ライブの合間にジュンジュンと30分、
「モーニング娘。」になるに当たってのこととか、泣きながら話したことがありました。で、
リンリンにはガキさん(新垣里沙サブリーダー)が話してくれました。
同期のメンバーがリーダーとサブリーダーというのは私たちが初めて。
サブがしっかりしているので、助けられています。
-ところで高橋さんは、「モーニング娘。」メンバーの中でソロの写真集を最も多くリリースしていて、このほど最新作「水」が発売された。
今回の写真集は、髪型をショートカットにしてから初めての撮影で、
自分でも新鮮な気持ちでした。写真集はそれぞれにテーマがあって、
昨年の「19」はステージに立っているときの高橋を出してみてと言われました。自分が思う表情と、人が「これいいね」って言ってくれる表情は違うので、その辺は発見がありますね。
-休日の過ごし方は。
ほとんどミュージカルを見に行きます。
(ハロー!プロジェクトの)メンバーが出演している舞台も見るし、
宝塚も行きます。最近は、保田圭さんのコンサートに行って、
とても面白かった。「私だったらこうしたい」とか、
考えながら見ています。とても勉強になりますね。
-今後「モーニング娘。」をどのようにデザインしていきたいか、
また高橋さん自身はどう活動していきたいか?
アジア展開の一環で初めて台湾に行きますが、
こうしたところでライブや握手会の機会が、
もっと増えればいいなぁって思います。
ジュンジュンとリンリンも加入したので、
これからも「グローバル化」ということで、
いろいろな場所でコンサートをしたい。
もっとたくさんの人に「モーニング娘。」を知ってもらえるように頑張ります。
http://www.jiji.com/jc/d?p=2007110601
=「モーニング娘。」リーダー・高橋愛=(2007年11月掲載)
元をたどれば、テレビ番組のオーディションに落選した5人で結成、
今や日本を代表する女性アイドルグループに成長した「モーニング娘。」は、今年で活動10周年を迎えた。
高橋愛はメンバー入り6年で6代目のリーダー。
自分より若い8人を率いている。
1999年に発売された初のミリオンセラー「LOVEマシーン」など、
シングル全曲を収録してこのほど完成したベストアルバム「ALL SINGLES COMPLETE ~ 10th ANNIVERSARY~」は、日本以外に韓国、台湾でもほぼ同時にリリース。
海外でのプロモーション活動に飛び立つ前日、
お気に入りのアイスココアを飲みながら、
「モーニング娘。」にかける思いを語った。
-ベストアルバムの初期のヒット曲は当時のメンバーが歌っているが、
今の「モー娘。」としてどのようなアルバムを目指したか。
ジャケットで、「LOVEマシーン」当時の衣装やポーズを、
私たち新生「モーニング娘。」が再現しました。
何期生で入ったかによって、参加している人や曲の数も全く違いますが、
これまでの10年間があるからこそ、今の「モーニング娘。」があります。先輩の蓄積を引き継いでいることは、忘れないでいきたいと思います。
-「モーニング娘。」の精神を引き継ぐために心がけていることは。
「LOVEマシーン」当時のメンバーはいないので、
動きは変えないようにしようねって話し合ったことがあります。
振り付けはだんだん難しくなっています。
私が入ったころに比べると、今のダンスはすごく難しいです。
私自身、最初はテレビで見て真似できるところしか覚えていなかったので「こんなに踊るんだ」って驚きました。
自分が入る前のシングル12曲、アルバムの曲もいっぱい覚えるので、
最初は相当悩みました。
後から「モーニング娘。」に入った子は本当に大変です。
自分が分かっているところを教えてあげたり、
逆に音楽や振り付けの先生に注意されて合わせたりしています。
-11月21日には35枚目のシングル「みかん」が発売?
きょうは「みかん」のジャケット撮影用の衣装を着てきました。
「モーニング娘。」らしい、歌っている自分たちも勇気づけられる曲になりました。
ファンの皆さんにもこの曲を聴いて元気になってほしいですね。
振り付けや、サビも覚えやすいと思うので、
ぜひ踊りながら歌ってください。
-メンバー入りしたいと思ったのはいつごろ?
中学生になってからです。学校の放送係の人の趣味で、
給食の時間になると校内放送で「モーニング娘。」の曲がよく流れました。「LOVEマシーン」や、「ミニモニ。」の曲もありましたね。
そのころからオーディションを受けたいと思っていましたが、
テレビが東京よりも何週間か遅れての放送だったんです。
5期メンバー募集のとき、
地元のテレビ局に電話したら「締め切り、明日ですよ」って言われて、
すぐ申し込みに走りました。
オーディションに受かった瞬間は信じられない気持ちでした。
-現在の「モーニング娘。」は中学生の光井愛佳さん、
中国出身のジュンジュンさん、リンリンさんら個性的なメンバーがそろっているが、リーダーとしてグループをまとめていく苦労もあるのでは。
ジュンジュンとリンリンが入ってきたとき、
最初は言葉の壁もあるからどうなるんだろうって思いましたが、
いざ一緒に活動を始めると不安は吹き飛びました。
2人とも日本語が上手で、一生懸命に話しかけてくるし、
分からないことは分かるまで聞いてくれるし。
そこは「モーニング娘。」らしいと思います。
-歴代のリーダーには、厳しくしかる人もいたと聞くが、実際のところは?
私が入ったときのリーダー、飯田圭織さんは怖かったです。
でも今にして思えば、それがすごく有り難かった。
怒ってくれたから、気づいたこともたくさんあるし、
見習わなければと思います。私も怖くならなきゃって(笑)。
私、言葉で何か伝えるっていうのが下手で、
何て言ったらいいんだろうなって、すごく迷います。
ライブの合間にジュンジュンと30分、
「モーニング娘。」になるに当たってのこととか、泣きながら話したことがありました。で、
リンリンにはガキさん(新垣里沙サブリーダー)が話してくれました。
同期のメンバーがリーダーとサブリーダーというのは私たちが初めて。
サブがしっかりしているので、助けられています。
-ところで高橋さんは、「モーニング娘。」メンバーの中でソロの写真集を最も多くリリースしていて、このほど最新作「水」が発売された。
今回の写真集は、髪型をショートカットにしてから初めての撮影で、
自分でも新鮮な気持ちでした。写真集はそれぞれにテーマがあって、
昨年の「19」はステージに立っているときの高橋を出してみてと言われました。自分が思う表情と、人が「これいいね」って言ってくれる表情は違うので、その辺は発見がありますね。
-休日の過ごし方は。
ほとんどミュージカルを見に行きます。
(ハロー!プロジェクトの)メンバーが出演している舞台も見るし、
宝塚も行きます。最近は、保田圭さんのコンサートに行って、
とても面白かった。「私だったらこうしたい」とか、
考えながら見ています。とても勉強になりますね。
-今後「モーニング娘。」をどのようにデザインしていきたいか、
また高橋さん自身はどう活動していきたいか?
アジア展開の一環で初めて台湾に行きますが、
こうしたところでライブや握手会の機会が、
もっと増えればいいなぁって思います。
ジュンジュンとリンリンも加入したので、
これからも「グローバル化」ということで、
いろいろな場所でコンサートをしたい。
もっとたくさんの人に「モーニング娘。」を知ってもらえるように頑張ります。
http://www.jiji.com/jc/d?p=2007110601
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