2010-03-04 17:02:45Akizora

台湾・南部でM6・4の地震

台湾の南部で、日本時間の4日午前9時18分ごろに強い地震があり、アメリカの地質調査所によりますと、地震の規模を示すマグニチュードは6.4、震源の深さはおよそ23キロと推定されています。南部ではそのあとも断続的に余震とみられる地震が続いています。この地震で、南部を中心に住宅の屋根や壁が崩れ、台湾の消防当局によりますと、棚から落ちてきた物が当たったり、割れたガラスで手を切ったりするなどして、これまでに20人がけがをしました。北部の台北と南部の高雄を結ぶ台湾の高速鉄道は、高雄を出発した列車の先頭車両の車輪が走行中に線路から外れましたが、安全装置が作動して減速していたため、345人の乗客にけがはありませんでした。この影響で、高速鉄道は中部の台中から高雄の区間で運転を取りやめています。また、南部を中心に54万世帯で停電となるなど、市民生活に影響が出ています。日本の台湾との窓口となっている「交流協会」によりますと、今のところ、日本人が被害を受けたという情報は入っていないということです。

                           NHKにより

【北京=源一秀】台湾南部で4日午前8時18分(日本時間同9時18分)ごろ、マグニチュード(M)6・4の地震があった。


 台湾の中央気象局によると、震源地は高雄県甲仙郷で、震源の深さは5キロ・メートル。台湾メディアの報道によると、3か所で山が一部崩落したとの情報があり、国防部が巻き込まれた人がいないかの確認を急いでいる。

                           読売新聞により