2003-06-07 14:11:13Lika Wang

粽葉情

二年ほど前、矽谷で鹿さんと出会いました。
鹿さんは、とても面白くて、声が綺麗ですが、
ただ、言葉使いが厳しい。

出会って約二ヶ月後、ちょうど端午節の頃、
みんなに、長い間粽を食べてなかった事と
外国で美味しい粽がない事を言いました。
端午節の一週間前の間、
私は、毎日粽を食べたいと言い続けました。
毎日、台湾の美味しい物を言い続けたので、
矽谷のみんな、きっと私の言う事を
我慢が出来なかったと思います。
「今日、米粉湯が食べたい。」とか、
「明日、肉圓が食べたい。」など。

結局、
その年の端午節に
私は、粽を食べる事が出来ました。
鹿さんは、台湾から国際冷凍宅急便で
心の篭った粽を送ってくれました。
塩味と甘い味の粽を六個づつ。

このサプライズ、今思い出しても、
まだ感動しています。

鹿さんは、とても優しい人です。
ある時、鹿さんは、
私が黒砂糖の饅頭が好きな事を知り、
日本に帰る前に、
「持って帰って。」と言って、
たくさんの饅頭を買ってくれました。
あの味は、今まで食べた中で
一番美味しい黒砂糖の饅頭でした。

国際冷凍宅急便は高いかどうか、判らないけど、
ただ、判るのは、鹿さんのこの気持ちが、
お金では買えない貴重な物だと言う事です。

そして、
鹿さんは、
私のネット友達と会わないと言うルールを
破らせた最初に会った人になりました。

外国に住んでいる私にとって、
每節句の時に
特に強く思い出す家族に代わって、
鹿さんのことを思い出します。




大約在兩年多前,我在矽谷認識了鹿
他講話很有趣,聲音也很好聽,
只是用詞比較犀利.

在我們認識了兩個多月以後,適逢端午節的來臨
我說:「我好久沒吃到粽子,在國外又沒有好吃的.」
端午節前的一個星期裡,我天天嚷著想吃粽子.
矽谷的人一定很受不了我,天天提起台灣的小吃
「今天想吃米粉湯,」、「明天想吃肉圓.」..等等.

結果…
那年的端午節,我吃到了粽子.
鹿從台灣寄冷凍貨運來的愛心粽子.
有六個鹹粽,六個甜粽..

這一份意外驚喜,至今回想起來.
除了感動,還是感動…

鹿是很體貼朋友的人,
他知道我愛吃黑糖饅頭,有一次我要回日本前,
他買了好多黑糖饅頭給我,讓我帶回日本.
那是我吃過最好吃的黑糖饅頭呢.

我不知道寄國際冷凍貨運是否很貴
我只知道,,,鹿的這份心,是無價的…

於是,鹿破壞了我不見網友的原則
成為我第一個見的網友…

對我而言,每逢佳節倍思親,這句話改成了
每逢端午倍思”鹿”…



附圖攝於2001.9三明町的陽台風景

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