英王室 結婚式からパレードへ
イギリスのウィリアム王子とケイト・ミドルトンさんの結婚式がロンドンの中心部にあるウェストミンスター寺院で行われ、一般家庭から嫁いだケイトさんが正式に王室の一員として迎えられました。このあと、ウィリアム王子とケイトさんは馬車に乗ってパレードし、沿道に集まった大勢の人たちの祝福を受けることになっています。
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結婚式は、イギリス王室や政府関係者、それに外国の王室の関係者など、およそ1900人を招いて、現地時間の29日午前11時(日本時間の午後7時すぎ)から行われました。聖歌が流れるなか、新婦のケイトさんが、父親のマイケルさんに付き添われて祭壇に向かってゆっくりと進み、新郎のウィリアム王子に迎えられました。そして、結婚の儀式を執り行うイギリス国教会の最高位の聖職者、カンタベリー大主教が「命あるかぎり、相手を愛し、敬い、貞節を誓うか」と2人に問いかけ、これに対して、ウィリアム王子とケイトさんがそれぞれ誓いのことばを述べました。このあと、ウィリアム王子がケイトさんの左手の薬指に結婚指輪をはめ、2人はひざまずいて祈りをささげました。これを受け、カンタベリー大主教が、出席者に向かって、ウィリアム王子とケイトさんが神の下で夫婦になったことを宣言し、イギリス王室の長い歴史の中でも異例の一般家庭から嫁ぐことになったケイトさんは王室の一員として迎えられました。ウィリアム王子とケイトさんは、ウェストミンスター寺院を出発して、エリザベス女王やチャールズ皇太子などとバッキンガム宮殿までの2キロ余りを馬車に乗ってパレードし、沿道に集まった大勢の人たちの祝福を受けることになっています。
政府関係者 せいふかんけいしゃ 招く まねく 聖歌 せいか
新婦 しんぷ 付き添われる つきそわれる 祭壇 さいだん
向かう むかう 儀式 ぎしき 執り行う とりおこなう
最高位 さいこうい 聖職者 せいしょくしゃ 大主教 だいしゅきょう
敬う うやまう 貞節 ていせつ 誓う ちかう 問いかける といかける
薬指 くすりゆび 宣言 せんげん 異例 いれい 出発 しゅっぱつ
皇太子 こうたいし 宮殿 きゅうでん 余り あまり 沿道 えんどう
NHKにより
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