2014-07-14 09:50:56huiaiei

普段は机の引出

時が静かに過ぎていく。
時間に追われていた頃もあった。時間を追いかけた頃もあった。
いまは、つれなく時間に追い越されている。時の足音すら聞こえないことも多い。
締切がなくても、約束がなくても、それでも時は動いている。
いたるところに時を表示する時計はあり、時の針(現代では数字かな)も動いている。けれども、ときには時をじっと待ち、じっと見つめてみたくなったりする。

古い腕時計を持っている。
ぼくは旅行をする時ぐらいしか腕時計をしないので、普段は机の引出しにしまったままになっている。
学生の時に父からもらったものだ。電池やネジで動くものではないので、いまでも動かせば動く。使わない時は止まったままだが、動かしたい時に腕にはめて腕を振る。それだけで動き始める。そんな旧式の時計だ。
スイス製だといって、父は自慢げだった。いまでは、日本製のほうが自慢できるかもしれない。
まだ、スイス製の時計がまぶしかった頃のことだ。

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