2008-01-08 22:43:58菲茵

【網誌】Talking about AYU

 
このことを書くなら、
今日かな、と。 


ずいぶん昔のことだけど、
会社を、というか、社長を辞めたくてしょうがなかった時期があって、
役員会でも、近々辞める!と宣言して、
さんざん周りをふりまわしたことがありました。
  

違う道を夢見ることは楽しかったけれど、
それまで一緒にやってきたスタッフのことを思うと、
本当に自分だけが辞めていいのかどうか、
ぐるぐるしていた毎日でした。
深く深く悩んでいた毎日でした。

もともと、社長になりたかったわけじゃなし、
必死に仕事してたら、そういうコースになってしまった、
いつも自分では不本意な気持ちでいっぱいでした。 
 
わたしがしたかったことはコレではない! 
反逆的で何でも人のせいにばかりして、自分探しの部類だったかもしれません。

 
 
才能とは、
誰にでもあるものだと思う。
 
でも、才能とは、
自分で決めることでもなく、
人に認められてこそ、だと思う。
賞賛されたり、
人のためになったり、
現実的には利益になったり。 
 
 
わたし自身は、
そのことに気がついたときから、
自分の才能の特性を知りました。
 
わたしは、自分の才能はクリエイティブにあると、
若いときから思っていたし、その方向にいきたいと望んでいました。  
 
でも、方向がずれた。 


いまでこそ、わたしは周りから経営者として、
ほめられて(けなされることもあるけど)、
お金が儲かって(儲からないこともやるけど)、
期待されている(と思うしかない)。
 
つまり、これがわたしの才能なのでしょう。
いまは自覚を持って、この道をまっすぐ進んでいるつもり。 
求めてくれる人がいる限り。
 
 
 
 
最近、他社の役員について、部下と話したときのこと。
「えらいよねぇ、彼って前の仕事でひと財産築いて、働かなくたって一生食べていけるのに」 
「社長だってそうじゃないですか」
「・・・。」

そうなんだ。
気づかなかった。 
わたしって働かなくたって、辞めてしまっても、食べていけるんだ。 
この何年も働かない生活なんて考えたこともなかった。 
  

わたしは、浜崎あゆみと出会ってからというもの、
仕事を辞めようなんて思わなくなっていたのでした。
 
 
あゆと知り合ったとき、
それは、ちょうど会社を辞めると宣言したばかりのとき。 
 
彼女がちょうどトップスターとして頂点に登ったころ。
 
嫌な事があったらしく、
ちょうど知り合ったばかりの、
わたしのところに逃げてきたのでした。 


その日から、合宿のような日々を過ごして、
お互いを感じ合っていると、
まもなく、
彼女を追って、
衣装合わせだの、音源やら映像やらあらゆる確認ごとを持ったスタッフが、
わたしんちにまでぞろぞろ出入りするようになりました。


その様子を見ていると、
仕事の指示は的確で、
見えないはずの裏の作業まで、すべて彼女にはお見通し。
よくあるあいまいな書類の書き方にまで注文をつけ、
どんなごまかしも利かない、ストレートな洞察力と想像力。
そして、昼夜を問わず、膨大な仕事量がどこまでも追いかけて来る、
彼女がアーティストとして完璧であろうとする努力を見てしまったのです。
 
目の当たりにした激しさと、
揺るがない素直さと、
感度の高さと、
素顔の可愛らしさに、
たちまちノックアウトされてしまったわたし。 
 
そして、なによりも、その天才的な仕事っぷりに深く惚れ込んでしまったのです。
 
 
この人と、
並んで生きていくには、
同じぐらい仕事をしなければならない、
 
いや、むしろ、
ずっと年上のわたしは、
この人の道標になるべきで、
この人以上に仕事をしなければならない、
だって、
この人の相談に乗れる相手は、
マドンナかユーミンか松田聖子ぐらいしかいない、
 
そう思うようになった後は、

負けじと仕事して、
おかげさまで、
わたしも結局、ずっとがんばってこれているのです。 
わたしは、わたしの世界の中でだけど。 
 

もちろん、
彼女だけではなく、
その他にも、わたしを駆り立てる存在は少なくありません。
多くの人によってわたしは支えられています。

けれど、やっぱりわたしにとって彼女は特別。
本当に会えてよかった。
会ってなかったら、
いまのお互いはないかもしれないぐらい、最高に励みな関係。
神様に感謝。  

 
 
自らが表に出て仕事することには、
人並み以上の喜びがあるのと同じぶんだけ、
人並み以上の苦しみもあります。 
 
いろんな痛みを知っているぶん、
多くの人の悲しみや喜びを表現する役割を担っているのだと思います。    

 


望む人がいる限り、
それは、あなたの才能。
惜しみなく、その才能を使っていこう。  
 
 

 
 
いつも全力で人の期待に応えようと努力する、きみを尊敬しています。 
がんばれ!アジアの歌姫! 
 
紅白出演後の慌ただしいカウントダウンライブの本番直前。 
いつだってものすごく緊張してるんだって、実は。カワイソに。
  
 
 
 
さて、こんなことをつらつら書く気になったのも今日のニュースのせいでした。 

本人は、ファンにだけ伝えようと書いたつもりだったのに、
メディアでニュースとなったことに、恐縮し(ビビっ)ていました。 
ずっと落ち込んでいてもしょうがないから、 
出来る限りのトレーニングをして、
絶対克服してみせると張り切っていました。
   
って、ここでわたしが解説することでもないんだけど、
おせっかいということで!!☆

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要寫這樣的事的話
只有今天了吧。

其實是很久以前的事了
與其說是想結束公司,不如說是想辭掉社長的職位,有過那樣的時期
管理層大會的時候,也宣稱最近要辭職
給周圍的人添了很多麻煩。


雖然曾喜歡在不同的人生道路上實現夢想,
但是想到一同前進的工作同仁們
自己真的能夠一個人辭職嗎,
每天都煩惱著。

原本就不是想要成為社長的
拼命的工作之後,就到達了這個地位
總是充滿了非自己意願的感覺

我想要做的事不是這個!
反叛也好怎樣也好,什麼都認為是別人的錯,也許是在找尋自己的同類吧。



說到才能
我認為那是誰都擁有的東西。

但是,說到才能
那又不是自己所能決定的東西
我認為那正是要別人來承認的東西。
被讚賞呀、
為了別人而付出呀、
現實的來說會成為利益。


我自己
也是在意識到那一點的時候
才知道了自己才能的特性的。

我認為我的才能在於有獨創性
從年輕的時候就這麼認為,於是想要沿著那個方向前進。

但是,方向錯了。


正是現在,我以經營者的姿態
被周圍的人美譽(當然也有貶低的),
賺著錢(賺不到的時候也有的),
被期待著(只能這麼想了)。

也就是說,這就是我的才能吧。
現在抱著自覺,在這條道路上不斷前進
只要有期待著我的人。




最近,針對其他公司的管理人員,我與部下聊天時說到的事。
「很了不起哦,他以前的工作所積累起來的財富,即使不再工作了也夠吃一輩子的了」
「社長難道不也是那樣嗎」
「…。」

是這樣阿。
以前沒有察覺到
我即使不工作了,即使辭職了,也有飯吃。
但是從來沒有想過好幾年不工作的生活


我與濱崎步相遇之後,
就從沒想過要辭職這類事。


與AYU認識的時候,
那正是我剛剛宣稱要辭職的時候。

她正是登上頂峰成為巨星的時候。

好像是因為有討厭的事,
逃到了剛剛認識的我這裏來。


從那天開始,我們想合宿一般住在一起過日子,
彼此感受著對方的感情,
沒過多久,
追趕她而來的,
是確認服裝的、音源呀、影像呀、帶著所有的確認工作的工作人員
不斷地在我家進進出出。


看到那種樣子
確實下著各種工作指示
連無法看見的幕後工作都完全要她過目
連經常會有的用詞含糊的文書的寫法都要她修改
那是多麼的細緻銳利,多麼直接的洞察力與想像力啊。
然後,無論是白天黑夜,大量的工作追逐而來
我看到了她作為一位藝人最完美的努力。

直擊現場的衝擊力、
毫不動搖的率直、
靈敏度之高、
素顏之可愛、
立刻就觸動了我的心靈。

然後,比起任何事,那種天才的工作作風深深的把我吸引了。


要與這個人
並排著一起生活下去,
那就必須要做到與她一樣的工作,

不對,不如說,
年長許多的我,
應該要成為這個人的人生目標,
要比這個人做更多的工作,
那是因為,
要成為這個人的商量對象的話,
只有瑪丹娜呀、松任谷由實呀、松田聖子這樣的人,

如此考慮過之後,

在工作上不能輸,
托她的福,
我最終也一直在努力。
我雖然是在我的世界中。


當然,
並不只是因為她一個人,
除此之外,鼓勵我前進的人也是不少的。
我得到了來自很多人的支持。

但是,果然對於我來說她還是最特別的。
真的能遇到真好。
如果沒能相遇的話,
現在的彼此都不是現在的樣子吧,真是最好的激勵關係
感謝神明。



我覺得在外面工作是
在有超越他人的喜悅的同時,
也有超越他人的痛苦的。

瞭解很多的痛苦,
我認為是擔當著將很多人的痛苦和喜悅表現出來的角色的。




只要有期待著的人
那就是你的才能。
不要吝嗇,使用你的才能。





一直以全部的努力來報到他人對你的期待,我尊敬你。
加油!亞洲的歌姬!



出演完紅白之後慌慌張張的跨年演唱會正式演出前。
無論何時都是那麼的緊張,其實是很可憐的。




那麼,會長長的寫下這樣的事是因為今天的新聞。

她本人只是想向歌迷傳達才寫下的事,
卻變成了媒體的新聞,真恐懼(害怕)。
就算是一直消沉著那也是於事無補的,
會盡可能的進行訓練,
決心絕對要讓大家看到克服的時候。

我也不是想在這裏說明什麼
只是好管閒事罷了!!☆

﹡translated by : akene5749@AC
﹡MIKA NOGUCHI BLOG
 http://www.1oven.com/mika_noguchi/archives/2008/01/talking_about_ayu.html