2006-10-07 15:13:22貓依妹

兵車行...杜甫

車轔轔,馬蕭蕭,行人弓箭各在腰,
爺娘妻子走相送,塵埃不見咸陽橋。
牽衣頓足攔道哭,哭聲直上干雲霄。
道旁過者問行人,行人但雲點行頻。
或從十五北防河,便至四十西營田。
去時裡正與裹頭,歸來頭白還戍邊。
邊亭流血成海水,武皇開邊意未已。
君不聞,漢家山東二百州,千村萬落生荊杞。
縱有健婦把鋤犁,禾生隴畝無東西。
況復秦兵耐苦戰,被驅不異犬與雞。
長者雖有問,役夫敢申恨?
且如今年冬,未休關西卒。
縣官急索租,租稅從何出。
信知生男惡,反是生女好。
生女猶得嫁比鄰,生男埋沒隨百草。
君不見,青海頭,古來白骨無人收。
新鬼煩冤舊鬼哭,天陰雨濕聲啾啾。


這首詩是諷世傷時之作,也是杜詩中的名篇,為歷代所推崇。詩旨在展開大軍出征、親人送別的悲壯場面之後,又借一個歷經征戰的老兵之口,用漢樂府常用的對話形式,概括了從關中到山東、從邊庭到內地,從士卒到農夫,廣大人民深受兵賦徭役之害的歷史現實。詩裡融合了民歌的各種修辭手法,讀來詞調宏暢、氣勢充沛。



pop 2009-04-15 09:33:00

兵車行

車轔轔(りんりん),
馬蕭蕭(せうせう),
行人の弓箭(きゅうせん)各ゝ(をのをの)腰に在り。
耶孃(やぢゃう)妻子走りて相(あ)ひ送り,
塵埃(ぢんあい)に見えず咸陽橋(かんやうけう)。
衣を牽(ひ)き足を頓し道を闌(さへぎ)りて哭す,
哭聲直上して雲霄(うんせう)を干(をか)す。
道旁の過ぐる者行人に問へば,
行人但(た)だ云(い)ふ點行頻(しき)りなりと。
或(あるひ)は十五從(よ)り北のかた河に防ぎ,
便(すなは)ち四十に至るも西のかた田を營む。
去る時里正與(ため)に頭を裹(つつ)み,
歸り來(きた)れば頭白くして還(ま)た邊を戍(まも)る。
邊庭の流血海水を成せど,
武皇邊を開く意は未だ已(や)まず。
君聞かずや漢家山東の二百州,
千村萬落荊杞(けいき)を生ずるを。
縱(たと)ひ健婦の鋤犁(じょり)を把(と)る有りとも,
禾(いね)は隴畝(ろうほ)に生じて東西(とうざい)無し。
況(いは)んや復(ま)た秦兵の苦戰に耐ふとて,
驅らるること犬と鷄とに異らず。
長者問ふ有りと雖(いへど)も,
役夫(えきふ)敢(あへ)て恨みを申べんや。
且つ今年の冬の如きは,
未だ關西(くゎんせい)の卒を休(や)めざるに。
縣官急に租を索(もと)め,
租税何(いづ)くより出(い)ださん。
信(まこと)に知る男を生むは惡(あ)しく,
反って是れ女を生むは好(よ)きを。
女を生まば猶(な)ほ比鄰(ひりん)に嫁するを得るも,
男を生まば埋沒して百草に隨(したが)ふ。
君見ずや青海の頭(ほとり),
古來白骨人の收むる無く。
新鬼煩冤(はんゑん)し舊鬼哭し,
天陰(くも)り雨濕(うるほ)ふとき聲啾啾(しうしう)たるを。