2004-10-14 23:25:57linyin

【作業】第12課-世界第一的吊橋

12課 世界一のつり橋
第12課 世界第一的吊橋

本州と四国を結ぶ橋には三つのルートがある。
連結本州和四國的橋有三條路線。

岡山と四国との間の児島―坂出ルートは、瀬戸大橋(昭和63年4月10日開通)と呼ばれ、淡路島と四国との間には、大鳴門橋(昭和60年完成。長さ1629m)がかかっている。
岡山和四國之間的兒島到阪出路線是,被稱為瀨戶大橋(昭和63年4月10通車),淡路島和四國之間則是架著大嗚門橋(昭和60年完成,長度1629公尺)。


明石海峡大橋が完成すれば、関西と四国が淡路島をはさんで、二つの巨大な橋で結ばれることになる。
要是明石海峽大橋完成的話,關西和四國夾著淡路島,成了被用兩座巨大的橋連結的事。

これを神戸―鳴門ルートという。
這個叫做神戶到嗚門路線。

このほかに尾道―今治ルートが建設される予定である。
其他還有尾道到今治路線被建設的預定。

これらの橋の開通によって、従来の船の欠点であった濃霧、強風、高波による欠航や、他の交通機関からの乗換えがいらなくなり、短時間で、安全に往復できるようになる。
因為這些橋的通車,像以前船有因濃霧、強風、浪大而停駛的缺點,變的不需換搭其他交通工具,聽說就可以在短時間內安全來往的樣子。


また、人や物の交流が活発になり、観光にも役立つ。
而且,人或物品的交流也變的較活躍,對觀光也是有幫助的。

瀬戸大橋は1978年に着工してから10年の歳月と、1兆1338億建設費がかかった。
瀨戶大橋從1978年開工以來10年的歲月,已經花費了1兆1338億的建設費了。

瀬戸大橋は六つの橋から成っていて、合わせて9369mある。
瀨戶大橋由6座橋組成,加在一起有9369公尺。

鉄道と道路の併用橋として世界一の規模で、岡山・高松間に快速電車、マリンライナーが走っている。
在作為以鐵路和道路的並用橋世界第一的規模裡,岡山和高松之間的快速電車和快速列車跑著。

車では10分ぐらいで渡ってしまう。
開車約10分鐘就可以通過了。

中間地点の与島に駐車場があるので、車を降り、遊覧船に乗って見物もできる。
因為在中間地點的與島有停車場,所以也可以下車、搭遊覽船觀光。

この瀬戸大橋には、地質、地形、距離などの条件によって、形の違う3種類の橋がかかっている。
這個瀨戶大橋,根據地質、地形、距離等條件,架著不同形狀的3種類型的橋。

長い距離に適しているつり橋はケーブル(つり橋の弓状の部分)からハンガーロープを垂らして橋げたをつりさげる。
適用於長距離的吊橋,從電纜(吊橋的弓形的部分)垂著吊橋的纜繩,將橋柱吊起來。

このケーブルは直径5.1ミリのピアノ線を束ねて、直径1メートル6センチにしたものが使ってある。
這個電纜捆著直徑5.1毫米的鋼琴線,也使用直徑1公尺6公分的東西。

サンフランシスコのゴールデンゲイトブリッジの92.4センチよりも太いケーブルである。
是比舊金山的舊金山大橋的92.4公分還粗的電纜。

斜張橋は白鳥が羽を広げたような形で、トラス橋は与島に使われた三角形を組み合わせて作った橋である。
斜張橋是如同白鳥展開羽毛一樣的形狀,柱架是被與島使用搭配三角型作成的橋。



1988年の完成を記念して瀬戸大橋博覧会が、本州側の岡山会場と四国側の2か所で開催された。
1988年的紀念瀨戶大橋完成的博覽會,在本州周圍的岡山會場和四國周圍的兩個地方被舉行。

現在工事中の明石海峡大橋は、瀬戸内海の神戸と淡路島とを結ぶ明石海峡にかけるつり橋で、長さは3910m、建設費は1兆円かかると言われている。
現在施工中的明石海峽大橋是,連結瀨戶內海的神戶和淡路島、架在明石海峽上的吊橋,長度有3910公尺,據說建設費花了1兆日幣。


このつり橋は、まず東京タワーのようなタワーを海の中に2か所作り、タワーの間にケーブルを渡し、このケーブルで橋げたをつる。
這座吊橋,首先就像東京鐵塔一樣的鐵塔放在海中的兩個地方,鐵塔之間搭上電纜,用這個電纜吊起橋柱。


明石海峡は流れが速い上に、海が深いので、いくつもタワーを建てることは出来ない。
明石海峽的水流行急,而且因為海水很深,所以不論搭建幾次鐵塔都沒辦法完成。

しかも近くに神戸港があるため、外国の大型船も通るので、ケーブルでつるすことにした。
而且因為附近有神戶港,也有外國大大型船通行,所以也決定用電繿吊起來。

つり橋は他の橋に比べて設計や工事が難しいし、費用もかかるし、とりわけ基礎工事が大切である。
吊橋和其他橋相比,設計或是施工都很困難,而且也需要花費費用,特別是基礎工程很重要。

重い橋げたをケーブルだけでつりさげるため、タワーを強い岩盤の上に建てなければならない。
因為用電纜吊著沈重的橋柱,所以鐵塔必須建立在堅固的岩盤上。

海底を爆破してから堅い岩盤まで掘り進め、この岩盤の上にケーソンを沈める。
從海底爆破開始,到堅硬岩盤繼續挖掘,從這個岩盤的上面,讓沈箱沈下。


円筒形をしているケーソンは直径80m、高さ65m、重さ1万5300トンもある。
呈現圓筒型的沈箱直徑80公尺、高50公尺、重量重達1萬5300頓。

この中に船からコンクリートを打ち込んで、アンカリッジ(ケーブルを固定する台)の基礎を作る。
在這之中,從船上澆灌混凝土,製作水中固定橋柱(固定電纜的台子)的基礎。

このケーソン一つを見ても大がかりな工事であることがわかる。

次に大切なのは、台風や地震などの対策で、万全を期して設計しなければならない。
其次重要的是,對颱風或地震等的對策,必須設計到無任何漏洞才行。

瀬戸大橋の場合は、地震はマグニチュード8ぐらいの大地震にも耐えられるように、また、台風のほうは風速65メートルの強風(家が倒れたり、ビルが崩れたりするほどの風)にも大丈夫なように設計してある。
瀨戶大橋的情形是,聽說地震是可以忍耐震度約8級的大地震,而且,對於颱風方面也設計了即使吹風速65公尺的強風(幾乎是會讓房子倒塌、大樓崩塌程度的風),也沒問題。


明石海峡大橋のすべての工事が完成するのは1998年の予定で、完成したら、現在世界でもとも長いイギリスのつり橋を抜いて、世界一になる。
明石海峽大橋預定完成全部工程是在1998年,如果完成了,那將擠下現在世界中原本最長的英國吊橋,成為世界第一。


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翻譯日期:04年5月18日

資料來源:日本語中級讀解進階(大新書局)第12課

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