2006-12-14 20:55:40少秦ROCK

438話 「プライド」 情報搶先(之1)

扉絵 エネルのスペース大作戦vol.9「忍び寄る影」
号泣するスペイシー中尉とそれを見るエネルの背後に謎のカゲ

舞台はフランキーパンツ事件より少し前に戻る

ルフィ「え!?ウソップは戻ってくる!?」
サンジ「ああ 海岸で一人予行演習してたよ」
ルフィ「ホントか―――!? 何だ!!そうなのか!!じゃ今すぐ迎えに行こう!!」
チョッパー「お――――!!!」
ナミ「素直じゃないわね ホント」

ゾロ「待てお前ら!!!誰一人こっちから迎えに行く事は おれが許さん」
ルフィ達「えー!?何で!?」
ゾロ「間違ってもお前が下手に出るんじゃねェルフィ おれァあいつから頭下げて来るまで認めね ェぞ!!」
チョッパー「ゾロ―――!!!(怒り)」
ナミ「ちょっと何であなたがそんな」
ゾロ「黙れ!!!」

ゾロ「ルフィとウソップの初めの口論にどんな想いがあろうが どっちが正しかろうが・・・・・ !!
    男が決闘を決意した以上 その勝敗は戦いに委ねられた そしてあいつは敗けて・・・・!!勝手に出て ったんだ

    いいかお前らこんなバカでも(ルフィ叩く ルフィなんか黙ってるw) 肩書は船長だ
    いざって時にコイツを立てられねェような奴は一味にいねェ方がいい・・・!!
    船長が威厳を失った一味は必ず崩壊する!!!」
全員「・・・・・・」

ゾロ「普段おちゃらけてんのは勝手だが 仮にもこのおれの上に立つ男がダラしねェマネしやがっ たら
    今度はおれがこの一味抜けてやるぞ!!!」
ナミ「え~~~~!?それじゃ話がまとまらないじゃないっ!!」
ゾロ「あのアホが帰って来る気になってんのは結構な事じゃねぇか
    ―――だが今回の一件に何のケジメもつけず うやむやにしようってんなら それはおれが絶対許さん! !!
    ―――その時はウソップはこの島に置いていく!!」
ナミ「・・・待ってよゾロ 確かにあいつも悪いとこあったけど それは帰って来てから言いたいだけ言えば・ ・・」

ゾロ「一味を抜けるってのはそんなに簡単な事なのか!!? ガッ(剣で床を突く)
    こんな事を気まぐれでやる様な男をおれ達がこの先信頼できるハズもねェ・・・・!!
    簡単な話だ・・・ウソップの第一声が深い謝罪であればよし・・・ それ以外ならもう奴に帰る場所はな い

    おれ達がやってんのはガキの海賊ごっこじゃねェんだぞ!!!」

全員黙って待とうと言う結論に―――
続く