2020-09-21 14:31:43Dona

3初登場

1月31日

   成田空港に着いたら、もう午後六時すぎだった。迎えてくれた先生が大変だった。あんな大きくて重いスーツケースを運んでくれた上に、地下鉄に二回も乗り換えたのだ。約二時間経って電車が目的地に到着した。今度迎えてくれたのは百瀬家のお母さんだった。活発で元気いっぱいで、還暦を迎えるなんて、そんなふうに全然見えなくて、若いお母さんだなと思った。

 ようやく家にたどり着いた。玄関に入って見ると、やはり日本の家なのだと思った。住宅団地のアパートの外観でも、屋内の床に畳が何畳か敷いてあった。それから、白髪交じりの髪で眼鏡をかけたおじさんが電話をしていた。その方は百瀬家のお父さんだった。お父さんの友人が亡くなって、それに関することを連絡してるそうだった。

 簡単に自己紹介して、用意しておいたお土産のからすみを出した途端、お母さんは「わあ~」と声を発し、「日本人にとって、豪華なプレゼントだよ」と言った。「不思議だな、それほど美味しいとは思わないのに……」というのが私の心の声だった。(注:日本の方への贈り物について台湾の日本語先生に尋ねてみたら、パイナップルケーキとからすみというお薦めだった。パイナップルケーキなら、わたしは大好きだが、からすみはちょっと………、でも、からすみのほうが豪華に見えるからね!(笑))

 今日は、まだ二人の家族と会っていない、それはお母さんの息子さんはアメリカに留学中だし、そして、娘さんは舞台デザイン専門学校に通い、卒業発表会のことで、非常に忙しいそうなのだ。

愛你寶貝 2021-02-16 15:50:34

祝幸福安康~~
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