2022-03-12 16:59:24小金老師

三昧堂の人形「時間女神」、台湾400年の歴史と文化を表現

三昧堂の人形「時間女神」、台湾400年の歴史と文化を表現

【 2020-09-16 】
台湾の伝統人形劇「#布袋戯(ポテヒ)」の創作劇団「#三昧堂創意木偶団隊」の木製人形「時間女神」(写真)は、台湾400年の歴史と文化の融合とも言える作品だ。明朝時代の媽祖の冠、オランダのコルセット、清朝建築の屋根飾り、日本の和服の帯、それに彰化県鹿港の国宝級職人、施麗梅さんの花細工「春仔花」で作ったホウオウボクの花(台湾南部・台南市の花)など、台湾とゆかりのある異民族文化を一身にまとっている。

三昧堂は今年3月、中華民国(台湾)海軍が実施する遠洋練習航海艦隊「敦睦遠航訓練」に参加して #パラオ を訪れ、ほかの2つの「布袋戯」の劇団と共に人形の展示を行った。今年4月、文化外交の任務を終えて人形たちも無事台湾に戻ってきたが、そのうち軍艦「#磐石」に乗船していた実習生と軍人の #新型コロナウイルス 感染が発覚。「時間女神」も1か月の隔離と、全身の消毒を余儀なくされた。また、台湾各地の港湾で行う予定だった人形の展示会も、すべて中止となったという。
(中央社)
#人形もビックリ