2017-11-07 16:08:24小金老師

ボテヒ三昧堂の「排仙戯」、外国人も「はまる」(taiwan today, 2017/10/6)

「三昧堂創意木偶団隊」はボテヒの操作技術をより多くの人に学んでほしいと、公演活動の他、一般を対象にしたワークショップなども開いて普及に努めている。(嘉義市サイトより)
台湾中南部・嘉義県で生まれた「三昧堂創意木偶(人形)団隊」は台湾伝統の人形劇、ボテヒ(布袋戯)を愛する人たちによって組織された。メンバーは大学の助教授(Assistant Professor)、工場での作業員、美容師、医師アシスタント(physician assistant)などで、当初はただ共通の趣味としてボテヒの人形を自作していただけで、公演はしていなかった。
 
しかし、2011年に嘉義市の交趾陶館で初めて展覧会を開くと絶えず誘いを受けることとなり、2012年には実際の公演を行い始めた。「雲龍閣掌中劇団」の二代目、王文志さんが人形の演技を担当、その他のメンバーは様々な職業で、人形操作は完全な素人だったため、同劇団の王進貴団長の協力を得て人形の操作を学んだ。
 
53歳の王進貴さんは、18歳の時に台湾中部・雲林県の四湖布袋戯の師匠、呉萬響先生に師事。学び終えると独立して「雲龍閣掌中劇団」を立ち上げた。これまでに35年に及ぶボテヒの公演経験を持つ。王進貴さんが得意とするのは屋外での「金光」シリーズの人形で、若い頃には呉萬響先生のボテヒチームに協力してテレビ用ボテヒの『烏龍院』も撮影するなど、台湾において多くの経験を持つベテランボテヒ演技者の1人である。
 
王進貴さんは取材に対し、ボテヒを演じるだけでは家族を養えないため、ボテヒの演技者の多くは普段は本業を持ち、公演の機会があってはじめて休暇をとって出演していると説明、これが伝統的なボテヒが徐々に姿を消している原因だと指摘した。
 
「三昧堂」はすでに一定の知名度を獲得し、国内外で公演する機会がある。王進貴さんは、「一部の伝統的な要素は絶対に必要だ」とし、全ての劇団が公演前、天地の神明に公演について告げるための「排仙戯」などは断固省くことは出来ないと強調している。「排仙戯」は「扮仙戯」もしくは「吉祥戯」とも呼ばれる。登場する仙人はそれぞれ象徴的な意味を持つ。このため王進貴さんは、毎回公演の前にはこの伝統的な儀式は欠かせないと考えており、「三昧堂」では公演前、いつも改良型の「排仙戯」である『天官賜福』を演じることにしている。
 
王文志さんによれば、「三昧堂」のメンバーは招きに応じてフランス、ドイツ、イギリス、オランダ、日本などで公演する前には必ず、現地の言葉で『天官賜福』の一節を演じる。そんな時、王文志さんは、外国人の方が台湾の人よりも熱心に見入っていることに気がついた。王さんが外国の観客に、登場人物である「財神天官」は金運をもたらすと説明すると、みな「天官」の人形に抱きつき、キスする者までいて大変感動したという。
 
「三昧堂」は「雲龍閣掌中劇団」の協力の下、今ではメンバーだけで1時間半以上の劇を演じられるようになった。外国での公演の他、台湾における慈善団体の活動にも協力して出演している。そしてさらには大学でボテヒに関するクラスも開設した。
 
「三昧堂」と文藻外語大学(台湾南部・高雄市)の「ボテヒの国際化」計画チームは10月7日に「ボテヒ人形操作キャンプ(ワークショップ)」、10月14日には「ボテヒ動画撮影キャンプ」を追加で開講する。この二つのキャンプは無料で、研修が終われば修了証書を手に出来る。「三昧堂」ではより多くの人がボテヒの操作技術を学べる機会を提供したいと考えている。

新聞出處: http://jp.taiwantoday.tw/news.php?unit=190&post=122777
版權: 中華民國外交部



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