2018-01-08 01:36:24pochi

そう簡単には通じません。

さっきタバコを買いに出たときに、玄関先で観光客の方がガードのおねいさんと「マッサージ屋に行くのにタクシーを呼んで、行き先を説明して、」のやり取りを助けてきました。感謝とともに多少驚かれましたが、実はちゃんと通じているわけではありません。

しばらく現地で生活すれば、なんとか日常生活できる程度には話せるようになりますし、地名標識くらいは読めるようになります。でもそれは、
1)バンコクなどでは、日本人が話すタイ語(らしき言葉)、から、何が言いたいか想像できる人が多い。
2)仕事の同僚やガードのおねいさんなど、普段話をしている人は、私のへんなタイ語が理解できるのと、私が何を求めているかを、言葉の外側で理解してくれる。
だけです。

そもそも、日本人や韓国人にとって声調のある言語は、きちんとした教育とかなりの訓練を積まないと、ちゃんと話せるようにはならないと私は思います(あるいは天性の才能か)。タイ語でも、r音のあるなしは、ゆっくり話してもらっても、未だに私には聞き分けられません(笑)。

ちなみに、郊外の食堂では、ごはん(カオスワイ)すら通じないことも多々あります。






カタカナタイ語の本もたくさん出ていて、歓楽街などではみなさん通じていると思いがちですが、それは相手が一枚も二枚も上手だということでしょう。

東京五輪では、「海外経験のあるボランティアで通訳を」と、のんびりした話をしていますが、自分の言いたいことを言う、のでなく、母国語しかわからない方に相手の知りたいことを説明する、のは、我々のレベルでは難しい。またそれができる人たちは、ボランティアでは受けてくれないでしょうし、そもそも忙しいのでは?