2017-06-29 14:36:15pochi
ステレオタイプについて (クーカムその3)
私は東京の下町というかEASTENDの出なので、子供のころから周りにいろいろな人たちがいました。そのなかで、「言葉や行動は粗暴だが、ほんとうは賢くて優しい。」という人が多く、私はそれがどうも苦手でした。ある程度の年齢からは、自らもそうあるべき、でやってはきましたが(笑)、どうもこの苦手意識は完全に消えません。
大人になってわかったことは、この「言葉や行動は粗暴だが、ほんとうは賢くて優しい。」という人たちは、なにも東京のEASTENDだけでなく、どこにでもおられる、ということです。また、その半分くらいは、「ほうんとうのほんとうは、実はあまりエレガントでもスマートでもない。」ということもわかりました。
この「言葉や行動は粗暴だが、ほんとうは賢くて優しい。」の対極が「言葉や行動は洗練されていて教育もあるが、ずるくて悪い。」になりますか?この二つの色のせめぎあいが、ドラマの面白さに一味加えています。
さて、この「言葉や行動は粗暴だが、ほんとうは賢くて優しい。」という日本人の好むステレオタイプが、海外ではどうかというと、一概に同じとは言えません。アジアのドラマでは、「言葉や行動は洗練されているが、ほんとうは賢くて優しい(が、世間知らず)。」が、「言葉や行動は粗暴だが、ずる賢い(一概に悪役というわけではないが)。」に“翻弄される”パターンがけっこうあります。
むかーし、ラヨンで説明してもらいながらその手の映画を初めて見ました。もうストーリーは忘れましたが、そのときに、なんだかものすごく安心したのを、昨日のことのように覚えています。
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