日光は湯葉が名産と言われています。

湯葉と言えば京都で、子供のころは日光湯葉はあまり聞いたことがありませんでしたが、

古い門前町ですから、はるか昔からのものなのでしょうね。

勉強不足を反省しました。

今回は、ちょっと珍しい料理で、湯葉カレーというのを食べました。

豆乳をかけたようなまろやかな味で、

なかなかでした。

日本のゆば（湯葉と湯波）

日本で最初にゆばの伝わった比叡山麗の京都や近江（現在の滋賀県大津市）、日光、身延といった古くからの門前町が産地として有名で、京都と身延では「湯葉」、日光では「湯波」と表記する。

日本では、引き上げた湯葉を生湯葉（または引き上げ湯葉）と呼び、料理の材料にするほか、刺身と同様にそのまま食べる。また、普茶料理でもよく使用される。

京都の湯葉は膜の端に串を入れて引き上げるため一枚なのに対し、日光の湯波は膜の中央に串を入れて二つ折りにするように引き上げるため二枚重ねとなる。このため、京都のものは薄く、日光のものはボリューム感があるものになる。

また、関西の湯葉は生または自然乾燥させることが多く、日光は生または油で揚げられることが多い。

生湯葉のほかに、生湯葉を乾燥させた物（干し湯葉）、半乾燥の状態のうちに巻いたり、結び目を作った物（結び湯葉）など、様々な種類が市販されている。巻いた状態の物は吸い物の具にされることが多く、シート状の物は、復して各種の湯葉巻き料理にされることが多い。