2009-03-10 22:08:12pochi

あの頃僕は


あの頃のぼくは若すぎて
君の気まぐれを許せなかった
そんな君のやさしさは
おとなびていました
机の上に網かけの
セーター残していったまま
朝から続く雨の日に
泣きながら飛び出していった
君はもう
  この古いアルバムの中の
  想い出の女(ひと)として
  小さな灰皿の中で
  燃えてゆくのです
  君の長い髪はとても
  素敵だったと言いたかった


丸の内にも、最近おかしなものが多いです。