ハンブルクの町は、運河沿いの倉庫街を再開発していますが、きれいな街です。歩いていても、風情があって気持ちのよい散歩ができます。港町なので、魚介類が美味しく、安くて美味しいレストランがたくさんあって、いつもにぎわっています。

ところが、今日は特別で、夕方6時過ぎ（こちらは夏は、10時過ぎまで明るいのですが。）、まだ夕方でもないのに、街は静まり返っていました。これは、本日はサッカーのユーロカップの決勝があり、ドイツ・スペインの試合があったためです。みさなさん、もう早々と店じまいして、さっさと家に帰り、サッカーを見る準備をするので、ダウンタウンは静まり返っています。

我々も気のおけない友人と、ホテルの近所のパブでビールを飲みながらサッカーを見ていました。そこに、我々と同世代くらいのカップルがいて、女性のほうは、画面を見ながら声を張り上げて盛り上がっているのに、男のほうは、もうつぎのこと？で頭が一杯のようで、女性に触ったり、キスしたり、サッカーなどそっちのけでした。それを見て、恥ずかしいやら、いやらしいやら、哀しいやら、不思議な心境でした。

サッカーのほうは、残念ですが、ドイツは負けてしまいましたが、緊迫して面白い試合でした。