2004-09-21 08:16:34pochi

舉行罷工.

先週末は、日本のプロ野球でストライキがあって、土日の試合が全てなくなりました。私は、熱球的ではないですが野球は好きなので、試合がないととてもさびしい気がしています。とはいえ、選手の気持ちもよくわかるので、ストライキには賛成でした。テレビでの報道も、おおむねストライキには賛成で、野球はこれを機会にもっと面白くなってゆくだろうと期待しています。

ところが、今朝の雑談のなかでこの話が出たとき、スタッフの一人が、「別にどうでも良い、」というような発言をしました。

彼女が言うには、「私は、野球よりバスケットやサッカーのほうがずっと好きだし、いままでは、野球ばかりが優遇されて、テレビも中継がありすぎだと思ってきた。報道も、スト賛成がメインだが、テレビに出てくる意見は、野球ファン、のものだけであり、今の日本では野球ファンそのものがもうそれほど多くはないと思う。野球ファンとだけ話をして、プロ野球選手たちが、自分たちは世の中全部に応援されていると勘違いしてゆくと、もっと事態は悪い方向に進むのではないか。いずれにしても、日本のテレビはプログラム数が少なく選択肢がないので、土日のゴールデンタイムのテレビはナイターはないほうが良いと思うし、そう考えている人は決して少なくない。」とのことでした。

もっともな話で、考えさせられました。

自分たちの周りだけ見て、それが主たる傾向、世論の方向、と勘違いしてしまうことはどこにでもあることですから。

でも、個人的にはやはり、これを機会にいろいろと改善が進められて、野球はもっと面白くなって欲しいと思います。