2014-09-16 17:59:48把微笑帶給生活

今朝、ワンズをシッコ

に出したら、凛太郎がヨロヨロとし、左足から崩れた!

あきらかにおかしい。本人(犬)は全く気にするふうもなく、左側に転けそうになったり、ニンゲンでいうとぐねりったりしながら、ヨタヨタと歩いている。お尻も大きく振れている。犬のモンロー・ウォークはヤバイと聞いている。胴震いはしたが、自分で胴震いをして左側にこけた。その後はしかけてやめる。

絶対おかしい。母ちゃんは早速いつも行く近所の動物病院に電話をかけた。そしたらCTのできる病院を紹介されて、そこにかけたら朝ご飯を食べているのでは検査ができないので明日と言われた。なので、予約だけはした。

ヘルニアは麻痺が始まって24時間が勝負と聞いているので気が気でない。まだ歩けているから麻痺はしていないのだろうけど、親ネコ(私)としてはすぐにでも病院に連れて行きたい。そこで以前住んでいた伊賀市の南動物病院に電話で相談。連れてきてくださいといって貰ったので、GO!

凛太郎は母ちゃんと二人で車でどこかに行くということにはしゃぐ。はしゃぎながらも尻餅をつく。こんなことは今までに一度もなかった。

一番始めにヘルニアと診断された時は、シッコをしてそのまま凍結。動けなくなり、どこを触ってもキャンと鳴き、噛み付く勢いで唸った。よほど痛かったのだと思う。今までに何度かヘルニア症状が出ていて、そのたびにお医者さんのお世話になっていたが、今日のように脚から崩れるということはなかった。

もしも手術ということになると、検査+手術代で25万円ほどかかるということだった。いざとなったら払う覚悟はしたけれど、検査をする場合は手術が前提ということだった。内科投薬ですむか、診てみなければということだ。

朝ご飯の後に、この前もらった痛み止めを飲ませていたので、車の中ではいつものように母ちゃんの腕に前脚と全体重を乗せて窓の外を見ていた。母ちゃんの腿には凛太郎の体重がかすかに乗る。しっかりしているのかいないのか。ひょっとしたら母ちゃんとのドライブへの喜びが、いつものスタイルになっているのかもしれない。コシが痛い時はそんな格好はできない。痛み止めが効いているのだと思う。
伊賀市のお医者さんに着いた時は、わりにしっかりしていた。待合でクンクン鳴くので、シッコかウンチかと外に出たらウンチをした。自分でできるから大丈夫だと少し安堵。
順番が来て、脚の神経検査をしてくださった。「以前から左足が弱かったので、何かの原因でそれが出てきたんだと思います。でも右足がしっかりしているから、今回も内科投薬でいきましょう」ということになった。後は1週間の運動制限、1年かけて300gの減量。

診察室を出たら、胸がグッと詰まった。ひどい状態でなくてよかったという安堵の気持ちだった。ああ、私にとって凛太郎は本当に大事なんだと今更のように思った。

病院までは往復228キロだった。湖西道路を最後まで乗り、京都東インターから名神、草津ジャンクションで新名神に乗り継ぎ、甲南インターで降り、そこから18キロで病院に着く。

家に帰ってきて、シッコをする時、またよろよろとなった。まるで左足に神経が通ってないみたいに、そこいらにぶつけてグネったみたいになっても全く気にしていない。母ちゃんシッコしたと嬉しそうな顔で見る。飼い主が心配しているほど、凛太郎は全く気にかけている様子がない。

犬というものは多少の不具合があっても、気にしないのか?
たいがいは飼い主との触れ合いや美味しいものを食べてウレシイと思う、そういう喜び主体で生きているのだろうか。

凛太郎に処方された薬はステロイド、抗生剤、胃薬。そしてステロイドは何日か分の後は徐々に減らしていくという処方で、ニンゲンが間違わないように10日分の番号を書いてくださった。こういう心遣いが本当にありがたい。ステロイドはニンゲンでも急にやめるとショック症状が出るし、やはり胃薬も一緒に貰う方が安心感がます。神経検査の後に、凛太郎の足裏の毛も滑っては負担が増えるということでバリカンで刈ってくださってあった。

帰りには近所の動物病院に寄って報告をし、朝予約した病院にはキャンセルを入れた。そこの院長先生らしい方が「飼い主さんの心配を組まない応対の仕方で申し訳なかった」と言ってくださった。

不安や心配などの負の要素で頭をいっぱいにするとエネルギー消費が激しい。どっと疲れた母ちゃんだった。
青衫繡無暇最美的天空むむねのきいは淡夜風に軽雾霭迷离