2008-04-18 13:06:26 翡翠蛙

"復古旅行車"W123 300TD

"復古旅行車"W123  300TD~

W123系の総生産台数は、2,696,914台に上る。内訳はセダンが最多の2,375,440台で、ステーションワゴンが199,517台、クーペが99,884台、リムジンが13,700台、特別架装車が8,373台であった。これらのうち、約1,080,000台が輸出された。

販売面では、競合関係にあったフォルクスワーゲン・ゴルフが、1980年の販売台数が200,892台だったのに対し、W123は202,252台を記録している。

ボディ構造は乗員部分が強化され、その前後のボディで衝撃を吸収する方法を取っている。

1981年、ABSエアバッグのオプションが新たに設定となった。助手席エアバッグが試作されたが、実際に販売されたのはモデルチェンジ後の1987年のことだった。

W123は、1979年8月と1982年8月にマイナーチェンジを実施している。特に1982年の改良では、ヘッドライトが丸型から、異型タイプに変更された。

300 TD 引擎OM617 起迄 1978-1986

ユーザーの要望が強かったステーションワゴンモデルである。T-モデルと呼ばれた。Tは観光旅行、輸送の頭文字のTを表していた。









ハイドロニューマチックサスペンションは、最適の操縦性と乗り心地を提供する。また、重い荷物を積んだとき車体を調節するレベライザー機構を備えていた。









基本構造はセダンと同一で、ワゴンの3分の2は、非対称分割タイプの折りたたみ式後部座席であった。ラゲッジスペースは通常のポジションで523L、後部座席を折りたたむと879Lであった




発売当初は、230T、250T、280TEとディーゼルの240TDと300TDのラインナップだったが、日本仕様にガソリン車のランナップはなかった。

1980年、200Tとターボディーゼルの300TDTが追加された。

製造期間 1976年-1985年
設計統括 {{{設計統括}}}
デザイナー {{{デザイナー}}}
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドアセダン
2ドアクーペ
ステーションワゴン
リムジン
ハイブリッド
エンジン 2.0L,2.3L直列4気筒
2.5L,2.8L直列6気筒
2.0L,2.2L,2.4L直列4気筒ディーゼル
3.0L直列5気筒ディーゼル
3.0L直列5気筒ターボディーゼル
モーター
最高出力/トルク {{{最高出力/トルク}}}
最高出力 {{{最高出力}}}
最大トルク {{{最大トルク}}}
変速機 3速AT
5速MT
駆動方式 FR
サスペンション 前:ダブルウィッシュボーン
後:セミトレーリングアーム
全長x全幅x全高 {{{全長x全幅x全高}}}
全長 4725mm(セダン)
4640mm(クーペ)
全幅 1786mm
全高 1440mm(セダン)
1395mm(クーペ)
1465mm(ワゴン)
最低地上高 {{{最低地上高}}}
ホイールベース 2795mm(セダン)
2710mm(クーペ)
3425mm(リムジン)
車両重量 1340-1680kg