"復古旅行車"W123 300TD
"復古旅行車"W123 300TD~
W123系の総生産台数は、2,696,914台に上る。内訳はセダンが最多の2,375,440台で、ステーションワゴンが199,517台、クーペが99,884台、リムジンが13,700台、特別架装車が8,373台であった。これらのうち、約1,080,000台が輸出された。
販売面では、競合関係にあったフォルクスワーゲン・ゴルフが、1980年の販売台数が200,892台だったのに対し、W123は202,252台を記録している。
ボディ構造は乗員部分が強化され、その前後のボディで衝撃を吸収する方法を取っている。
1981年、ABSとエアバッグのオプションが新たに設定となった。助手席エアバッグが試作されたが、実際に販売されたのはモデルチェンジ後の1987年のことだった。
W123は、1979年8月と1982年8月にマイナーチェンジを実施している。特に1982年の改良では、ヘッドライトが丸型から、異型タイプに変更された。
300 TD | 引擎OM617 起迄 | 1978-1986 |
ユーザーの要望が強かったステーションワゴンモデルである。T-モデルと呼ばれた。Tは観光旅行、輸送の頭文字のTを表していた。
ハイドロニューマチックサスペンションは、最適の操縦性と乗り心地を提供する。また、重い荷物を積んだとき車体を調節するレベライザー機構を備えていた。
基本構造はセダンと同一で、ワゴンの3分の2は、非対称分割タイプの折りたたみ式後部座席であった。ラゲッジスペースは通常のポジションで523L、後部座席を折りたたむと879Lであった
発売当初は、230T、250T、280TEとディーゼルの240TDと300TDのラインナップだったが、日本仕様にガソリン車のランナップはなかった。
1980年、200Tとターボディーゼルの300TDTが追加された。
製造期間 | 1976年-1985年 |
設計統括 | {{{設計統括}}} |
デザイナー | {{{デザイナー}}} |
乗車定員 | 5人 |
ボディタイプ | 4ドアセダン 2ドアクーペ ステーションワゴン リムジン |
ハイブリッド | |
エンジン | 2.0L,2.3L直列4気筒 2.5L,2.8L直列6気筒 2.0L,2.2L,2.4L直列4気筒ディーゼル 3.0L直列5気筒ディーゼル 3.0L直列5気筒ターボディーゼル |
モーター | |
最高出力/トルク | {{{最高出力/トルク}}} |
最高出力 | {{{最高出力}}} |
最大トルク | {{{最大トルク}}} |
変速機 | 3速AT 5速MT |
駆動方式 | FR |
サスペンション | 前:ダブルウィッシュボーン 後:セミトレーリングアーム |
全長x全幅x全高 | {{{全長x全幅x全高}}} |
全長 | 4725mm(セダン) 4640mm(クーペ) |
全幅 | 1786mm |
全高 | 1440mm(セダン) 1395mm(クーペ) 1465mm(ワゴン) |
最低地上高 | {{{最低地上高}}} |
ホイールベース | 2795mm(セダン) 2710mm(クーペ) 3425mm(リムジン) |
車両重量 | 1340-1680kg |