シェフのお嫁さんになりたい
数週前
友人N : えっ!なんか ワンリンちゃんがカレーを食べるの見たことがないね
友人V : 知らないの?ワンリンちゃんカレーをたべないよ
友人N : なんで?おいしいのに!
私 ;嫌いわけじゃないけど、ただカレーにトラウマがあるから。
小学三年生ごろ、親は仕事が取り込んでいたせいで、
あまりお弁当を作ってくれなかった。
その時、
あたしのお弁当はしろご飯プラスコンビニのレトルトのカレーばかりだった。
隣の子供がいつも"今日ママは何を準備してくれるのかな?“
と楽しんでいるのを見てずっと羨ましかった。
ママ、なんでお弁当を作ってくれないの?って聞いた
ごめんワンリンちゃん パパとママは忙しいから。
ワンリンもママが作るお弁当を食べてほしいもん!
ずっと願っていても叶わなかった。
あの時
私の先生は厳しい人だった、
彼女はいつも“お弁当を残してはいけない、
30分で全部食べ切りなさい”と言って、
でも、毎回チャイムが鳴った時、私は食べるのが遅いから、
先生に“教室の後ろの廊下でひざまずいて食べなさい”と言われた、
あたしはいつもこっそりと泣きながら食べていて、
時々周りの子供に笑われた、
私は一体何を間違ったとこをしたの?
食べるのが遅いに過ぎない、自分の自尊心を傷つけらたと思った。
ある日 食べかけた時急に吐いてしまった、
それから
もう二度とカレー料理を食べない、
だってカレーの料理をみるとあの頃の記憶を思い出すものだ。
友人V :というわけでワンリンはカレー料理を食べない、それで料理できる男に憧れる?
私 : そう、子供から今までも シェフのお嫁さんになりたい!!ずっと考えてる。
男がシャッシャッと豪快にフライバンを振る手つき。
これは魅力があるそして安心感をさせてくれる。
残念ながら あんな風に男に巡り合ってない
今後 私は子供がいたら、必ず毎日お弁当を作ってあげようと思っている、
だって、私の子供に同じ思いをさせたくない。