2006-07-24 10:15:03Eva
信仰の定義
――――――――――――――聖書の節(回復訳)――――――――――――
ヘブル11:1 さて信仰とは、望んでいる事柄を実体化することであり、見ていな
い事柄を確認することです。
―――――――――――――――務めの言葉―――――――――――――――
これは、信仰の定義を与えている全聖書の中の唯一の節です。「実体化する」と
いう言葉は、あるものを実際とする能力を意味します。例えば、ここに美しい緑
色、赤色、黄色の絵があっても、その美しい色は目を通してのみ実体化され得ま
す。目がなければ、色がどんなに美しくても、それらは実体化されることができ
ません。オルガンの音はとても美しくても、耳によってのみ実体化され得ます。
ですから、物が存在することは一つのことであり、これらの物の存在を実体化す
ることは別のことです。
同じことがわたしたちの信仰についても言えます。神の事実のすべては、実際で
す。しかしながら、これらの神の事実は、信仰によってのみ実体化され得ます。
なぜなら、信仰とは、望んでいる事柄を実体化することであり、見ていない事柄
を確認することであるからです。
すばらしい絵には、美しい景色があるかもしれません。目の見えない人はそれを
見ることができません。しかしながら、彼がそれを見ていないからといって、そ
の絵が存在しないと言うことはできません。その絵は、一つの事実として存在し
ています。問題は、あなたがその絵から益を受けたかどうかです。見える人は、
その絵から享受を見いだすでしょう。彼らはその絵から益を受けるでしょう。主
は十字架上で死なれ、すべての人のために血を流されました。これは一つの事実
です。ある人は、主の死のこの事実を実体化する信仰を持っており、それから益
を受けます。ある人は、その信仰を持っていません。十字架上の主の死は、依然
として一つの事実ですが、彼らはそれを経験することができないのです。