2004-10-12 22:15:09linyin

【作業】第10課-真心話和場面話的就業活動

10課 本音と建前の就職活動
第10課 真心話和場面話的就業活動

高太郎は、この4月に、横浜大学の4年生になったばかりです。
高太郎在這個4月才剛成為橫濱大學的四年級學生。

最終学年になった途端に、自宅にはおびただしい数の郵便物が、高太郎君宛に毎日のように来るようになりました。
一到了最後學年,家裡就會有很多信件,幾乎是每天都會寄給高太郎。

それらはすべて、会社が送ってくる会社案内です。
那些全部都是公司寄來的公司簡介。

メーカー、サービス、流通、金融、証券などありとあらゆる分野の会社が次々に送ってくるのです。
製造廠商、服務業、流通、金融、証券等所有領域的公司,一個著接一個地寄來。

高太郎君は、それらを全部開封するわけではありません。
高太郎不可能將那些信件全都拆封。

必要なものだけを取捨選択してあとはそのまま捨てててしまいます。
只選擇取捨必要的打開,其他的就這樣子丟掉了。

高太郎君の学生生活はそれまでの3年間とは一変しました。
高太郎的學生生活和之前的3年是完全改變了。

それまではクラブが活動やアルバイトのため帰宅するのは遅かったのですが、クラブやバイトはしばらく休むことにして早く帰るようになり、夜遅くまで会社案内を検討したり、ていねいに履歴書を書いたり、就職試験問題集を開いていることが多くなりました。
之前都是為了課外活動或打工而晚回家,但是,課外活動或打工已經暫時停止,變得比較早回家了,一直到深夜審核著公司簡介,或仔細寫著履歷表,打開就業問題集的事也變多了。

高太郎君は就職活動季節を迎えたのです。
因為高太郎迎接著就業活動的季節。

高太郎君は理髪店に行き、それまで少し長めであった髪を短めにしてもらったあと、新調したスーツを着て、写真館に行きました。
高太郎去理髮店,將之前留有稍長的頭髮剪短一點後,換上新做的西裝到照像館去。

写真館の御主人は高太郎君の父の友人で中原さんといい、高太郎君は赤ん坊の頃から、中原さんに折々の記念写真を撮ってもらってきました。
照像館的老板是高太郎父親的朋友,叫做中原,從高太郎嬰兒時期開始,就常常請中原先生幫忙拍攝紀念照片。

お宮参り、初節句、入学、卒業、成人式などです。
參拜神宮、第一個節日、入學、畢業、成人式等等。

高太郎君は写真館に入ると、中原さんが「おや、もう就職か」と高太郎君が何も言わないうちに声をかけました。
高太郎一進入照像館,中原先生在高太郎什麼都還沒說時,就說了「哎呀,已經要就業啦?」的招呼他。

中原さんは、高太郎君の服装を一目見ただけですぐ見当がついたのです。
高原先生只是一看到高太郎的服裝,馬上就有頭緒了。

高太郎君の服装はいわゆるリクハートスーツといって、企業を訪問する際の、派手でもなく暗くもない無難な服装だったのです。
因為高太郎的服裝就是所謂的求職西裝,在拜訪企業時,既不華麗,也不灰暗,說的過去的服裝。

高太郎君は履歴書にはる写真を撮りにきたのでした。
高太郎是為了拍要貼在履歷表的照片而來的。

「何枚焼く?」と中原さんが聞いたので、「とりあえず10枚お願いします」と高太郎君が答えると、「そんなに受けなきゃだめかい?」と中原さん少し驚いたように言いました。
因為中原先生問他「要洗幾張?」,所以高太郎一回答「先麻煩洗十張」,中原先生就有些驚訝的樣子說「一定要接受那麼多面試嗎?」

高太郎君は、今は売り手市場のため、学生は複数の会社の内定をもらっておいて、各会社の条件を比較して希望の会社を選ぶことができるので、選択の幅をできるだけ広げておいたほうが有利であると説明しました。
高太郎說明了因為現在是資方市場,學生會先取得多間公司的內定,去比較各公司的條件,就可以選擇希望的公司,選擇的幅度盡可能廣大的那一方就比較有利。

中原さんは、「おじさんの頃は、完全は買い手市場だったな。時代は変わったもんだ」と言い、望みの会社に入社できるよう励ましてくれました。
中原先生說「叔叔那時候完全是勞方市場吧。時代已經改變了。」給高太郎可以進入希望的公司的鼓勵。

「青田買い」という言葉があります。
有「畢業前的就業契約」這樣子的話。

これはもともと米に関する言葉で、稲が未成熟のか青いうちに、買い付け業者が将来の収穫を見越して買い取ることです。
這原本是關於米的語言,在稻米尚未成熟時,採購業者預測將來的將穫買進來的事。

これが転じて就職戦線を言い表すのに使われるようになりました。
將那個轉變,就變成了被使用說明就業戰線。

つまり、大学4年生の卒業の見込みもたたない夏休み前に、企業が卒業を見越して採用を決めてしまうことの意味で使われています。
也就是說,也被使用在無法預測大學4年級學生的畢業的暑假前,企業預測畢業而決定採用的意思上。

なぜこのようなことが行われるのでしょう。
為什麼這樣的事會被舉行呢?

この理由は、企業はその企業にとって望ましい人材を、他の企業に採用されないうちに、一日でも早く確保したいからです。
那個理由是因為,企業要對自己企業而言符合心願的人材在尚未被其他企業採用時,想早一日確保下來。

しかし、企業同士が優秀な人材をより早くより多く採用しようと競争すればするほど、その時期は早まる傾向があり、青田買いは大学教育を混乱させかねません。
但是,一旦企業越是爭相地提早錄用優秀人才,這個時期就越有提早來臨的可能,「企業內定」可能會讓大學教育混亂。

そのため、文部省(大学側)と企業との間の就職協定により、年によって変動はあるものの企業の採用選考開始はだいたい8月から、採用内定開始は10月からと決められています。
為了那個,根據文部省和企業之間的就業協定,每年根據變動的東西,企業的採用選考開始大概是從8月開始,採用內定開始則決定從10月開始。

しかしながらこれは建前で、本音のところでは、企業も学生も活動を始めているのです。
然而,在這個原則上,在真心話方面,則是企業或學生也開始活動。

5月だというのに、高太郎君はもう複数の会社から内定をもらいました。
明明才5月而已,高太郎已經拿到了多間公司的內定了。

しかしそれで就職活動をやめるつもりはないようです。
但是那也不代表就不再做就業活動。

今日もまた就職情報誌がどっさり送られてきました。
今天也有很多就業情報誌送來了。

高太郎君はそれらを小細に検討し、友人と電話で交換しあい、次々に訪問する会社をどこにするか思案しています。
高太郎將研究那些詳情,和朋友用電話互相交換情報,盤算著下一個要拜訪的公司是哪間。

就職活動はすでに本番に入っているのです。
就業活動已經進入了正式開始了。


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其實這裡面有些許的錯誤XD
但我懶的改了,因為這就是5月份時所翻的版本。

翻譯日期:04年5月2日

資料來源:日本語中級讀解進階(大新書局)第10課

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