2010-06-10 05:44:31白霧

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想(おも)い焦(こ)がれた桃源郷(とうげんきょう)は
強(づよ)くてとても冷(つめ)たい風(かぜ)が
この身(み)を目覚(めざ)めさせてくれたと
同時(どうじ)にどこかへ消(き)えていたわ

私(わたし)は笑(わら)うわけでも泣(な)くわけでもない

ただ絶望(ぜつぼう)なんて遥(はる)かに通(とお)り過(す)ぎたから

無(む)になってしまっただけなの何(なに)にも感(かん)じないの

 

 

遠(とお)くから聴(き)こえてきているわ
もうすぐでほら終(お)わりが始(はじ)まる
真(まこと)っ直ぐに受けとめていくわ
あたしのこの左側(ひだりがわ)で
同情(どうじょう)なんかはいらないわ

 

 

そこがもしも奈落(ならく)の底(そこ)だと

したなら後(あと)は上(あ)がるだけだと

 

あなたは何(なん)の迷(まよ)いもなく言(い)い切(き)ったわ


一体(いったい)あれが何(なに)を指(さ)した言葉(ことば)だったかなんて


そんな事(こと)は大事(だいじ)じゃないのもっと他(ほか)にあるの

 

遠(とお)くから聴(き)こえてきているわ
もうすぐでほら終(お)わりが始(はじ)まる
最期(さいご)まで見届(みとど)けるふりして
あなたのその左側(ひだりがわ)で
他(ほか)には何(なん)にもいらないわ

 

遠(とお)くから聴(き)こえてきているわ
もうすぐでほら終(お)わりが始(はじ)まる
真(まこと)っ直ぐに受けとめていくわ
あたしのこの左側(ひだりがわ)で

 

遠(とお)くから聴(き)こえてきているわ
もうすぐでほら終(お)わりが始(はじ)まる
最期(さいご)まで見届(みとど)けるふりして
あなたのその左側(ひだりがわ)で
他(ほか)には何(なん)にもいらないわ