2010-06-19 23:30:33CA+

桜雨

二人(ふたり)で歩(ある)いた川べりの
道(みち)を
一人(ひとり)で歩(ある)く三年(さんねん)ぶりに
少(すこ)し早(はや)すぎる私(わたし)の背中(せなか)を
君(きみ)の口笛(くちぶえ)追(お)いかけてたね

色(いろ)づく街並(まちな)みとざわめく人たちが
この季節(きせつ)を告(つ)げるよ
ここにくれば会(あ)える気(き)がした
何(なに)も知(し)らなかった二人(ふたり)に

桜(さくら)を濡(ぬ)らす優(やさ)しい雨(あめ)が
私(わたし)の頬(ほほ)を伝(つた)わってゆく
どうかこのまま降(ふ)り止(と)まないで
涙(なみだ)が乾(かわ)くまでは
もう少(すこ)しこの雨(あめ)に打(う)たれていたくて

あの頃(ころ)はいつも何(なに)かに傷付(きず)き
消(き)えない痛(いた)みで不安(ふあん)ごまかした
見(み)えない未来(みらい)と目(め)の前(まえ)の君(きみ)を
心(こころ)の中(なか)で並(なら)べ合(あ)わせて

想(おも)いを思(おも)い出(で)にしたくてできなくて
時間(じかん)だけが過(す)ぎてゆく
春(はる)になれば見(み)える気(き)がした
凍(い)てついていたgood-bye to myself

桜(さくら)を濡(ぬ)らす日暮(ひぐ)れの雨(あめ)が
二人(ふたり)の街(まち)を塗(ぬ)り替(か)えてゆく
どうかお願(ねが)い降(ふ)り止(と)まないで
きれいに私(わたし)たちの足跡(あしあと)を
洗(あら)い流(なが)して欲(ほ)しくて

君(きみ)の方振(ほうふ)り返(かえ)らず
夢(ゆめ)に向(む)かってきたけど
なくした青(あお)さと掴(つか)んだ何(なに)かに
今(いま)はまだ戸惑(とまど)っている

桜(さくら)を濡(ぬ)らす優(やさ)しい雨(あめ)が
私(わたし)の頬(ほほ)を伝(つた)わってゆく
どうかこのまま降(ふ)り止(と)まないで
涙(なみだ)が乾(かわ)くまでは
もう少(すこ)しこの雨(あめ)に打(う)たれていたい

ねぇ桜雨(さくらあめ)
私(わたし)の願(ねが)い叶(かな)えてほしい
どうかこのまま振(ふ)り止(と)まないで

どこかで気(き)まぐれに
君(きみ)が吹(ふ)いた口笛(くちぶえ)の音(おと)
消(け)し去(さ)るまで



一個人走在兩人曾經一起走過的河堤邊
相隔的這三年過得似乎有點快
你的口哨正追隨著我的身影

變換的街道與吵雜的人群
宣告著這個季節的到來
希望若是來到這個地方
什麼也不知道的兩個人能在此相遇

那溫柔的雨將櫻花樹葉沾濕
雨慢慢的傳達到我的臉頰上
要怎麼樣才能讓雨就這樣下著不要停
直到我的眼淚乾掉為止
想再讓這陣雨打到我的臉頰上

那個時候總是不斷的受著傷害
用那無法消除的痛苦來掩飾著自己的不安
無法見到的未來與在自己眼前的你
已經在心中結合了

無法將這份感情當成回憶
只有時間慢慢的流逝
若是在春天見面的話
那已經被冰凍的我 good-bye to myself

在那黃昏所下著的雨將櫻花樹葉沾濕
兩人的街道慢慢被塗抹替換掉
要怎麼樣才能祈求這雨不要停
希望能將我們的足跡完全洗去

不將頭轉回你的那方
就能朝著夢想前進
但是會失去藍色
以及會被什麼東西給捆綁住
直到今天還是困惑著該往哪走

那溫柔的雨將櫻花樹葉沾濕
雨慢慢的傳達到我的臉頰上
要怎麼樣才能讓雨就這樣下著不要停
直到我的眼淚乾掉為止
想再讓這陣雨打到我的臉頰上

喂 櫻雨
希望你能實現我的願望
要怎麼樣才能像現在這樣不斷的往前不再回頭

想將不知從何方傳來的
你的口哨聲
消去掉