2020-09-21 17:09:04Dona

20偽レポーター

3月24日

 春休みが来る前、学校の最後のアウトドアイベントは、学校の近くにある、桜の名所として知られる千鳥ヶ淵にお花見に行くことだった。

 ところが、残酷な試練が、私たちが目的地に集まった時にやってくる。誰にも予想できなっかた今日の課題は、自分をレポーターにして、ランダムにお花見に来た人々から一人を選ぶ、それから、問題を尋ねて、取材するというものだった。「これは大変!」と思った。自分はあまり人見知りしない人間だと言っても、それはただ迷った道を尋ねようと、仕方なく度胸の据わった人間になるのだ。でも、知らない人に、しかも日本語で、お花見について訪問するなんて、それは無理だろうと思った。

 実際の取材では、一発で成功したクラスメートもいれば、失敗ばかりで、なかなか成功できないクラスメートもいた。そして、二人のレポーターが同時に一人の相手を奪い合う場合もあった。周りで本番を待っていた私たちは、あの慌てて逃げようとする歩行者の様子を見て、何となく腹の皮が捩れるほど大笑いした。

 いよいよ私の出番だ。日本での道を尋ねる経験により、やはり「やさしそうなお婆ちゃんがいい」と思った。「そう!彼女だ!」、こちらに向かってくる肌の白い、一重まぶたのお婆ちゃんを急いで狙い、彼女の足を止めさせた。面の皮を千枚も張ったように、私は、まずは一気に自己紹介、次は本題に入った。「お婆ちゃんはどちらに住んでいますか」、「何故ここにお花見に来たのですか」、「今年の初めてのお花見なのですか‧‧‧」と尋ねた。ところが、お婆ちゃんは「あの地震、怖かったでしょう?」「大変だったでしょう?」と私に921大地震のことについて聞き返した。私が台湾から来たことを聴いて、お婆ちゃんは私の換わりに、レポーターになってしまったのだ。

 以上は東京都千代田区駐在の特派員‧‧‧いえ、偽レポーターの適当な報道だった。成功!!(拍手)))))))

愛你寶貝 2021-02-16 15:55:38

祝幸福安康~~
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