2020-09-21 16:58:48Dona

17マスクをした桜ちゃんたち

 国民病について言えば、台湾の肝臓の病気に対して、花粉症はきっと日本の女性の大きな悩みの種だろう。

 春になると、多くの花が咲くが、同時に杉の花粉も飛散する。だから、テレビで桜前線という開花情報だけでなく、花粉飛散情報までも伝えられる。それ以外、日本環境省、厚生労働省などの政府系機関も花粉情報特集を作って、詳しく都道府県各地の花粉飛散の開始日と終了日、また花粉症対策を伝える。それによって、花粉症の患者が本当に多いことが分かる。全国的な話題とも言えるだろう。

 また、ドラッグストアに入ったら、注目すべきものはマスクだと思う。さまざまなマスクが並んでいる。そして、外装には「花粉症徹底対策」という宣伝言の葉が書いてある。街を歩いている時、マスクをしたOLをよく見かける。きれいに化粧しているのに、花粉症のせいでマスクをしなければいけないから、もったいないなと思った。花粉症の症状が軽い有子ちゃんの話では、よくくしゃみが出るので、外出時に、必ずマスクをするようにしなきゃ。そうしないと、涙や水っぽい鼻水のため、化粧が崩れて困っちゃう。また、眼鏡が曇って前が見えなくなるそうだ。

 通勤電車の窓から外を望むと、どこでも咲き乱れた桜の姿が見える。寒さの峠を越えた春では、お花見もできるし、卒業式もこんな美しい季節で開かれるので、日本人は幸せで、羨ましいなと思っていた。ところが、日本に滞在中の私は、ついこんな思いがしてしまった。それは多くの花粉症の症状に悩んでいる人々の中、「やはりお花がつぼみのままでいい」、「咲かないほうがいい」と考えた人もいるのではないかというつまらない思いだった。